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【銀魂】あの欠けた月の半分を探して《銀時》

第6章 ざわつく気持ち*R15





その日の昼時


万事屋にきた依頼の為銀時たちは町を歩いていると、少し離れた所から真選組局長 近藤の声が聞こえてきた


銀時たちがその声の方を見てみると、近藤と沖田、未来の三人が往来の反対側を歩いている


三人の様子を見ていると、車道側を歩く未来を近藤がさりげなく内側へ寄せたり

未来と接触しそうになる人や自転車から、未来の肩を引き寄せて守る沖田の自然な行動

それに対して笑顔で返す未来


会話の内容は聞こえないが、その様子を見ているだけで二人が未来を気遣っているのがよく分かった


「なんか近藤さんも沖田さんも、未来さんへの接し方がすごく丁寧じゃないですか?」


「あのドS馬鹿が普通にエスコートしてるアル。どうゆうことアルか!ドSコートじゃなくてエスコートアル!」

その珍しい光景に新八も神楽もあんぐりと開いた口が塞がらない


ぞんざいに扱われているより良い事だが、銀時はどうも面白くなかった


「………」


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