第2章 全て忘れる為の一杯
「も、もう…そこばっか、やだぁ……」
擦り続けられたそこがジンジンと熱くて痛くて、は子供のように泣きじゃくる。
「んー♡もうここは充分イったけんね♡こっちも弄ってやらんと可哀想たい♡」
ぐちゅり、と嫌な水音を立てて、千歳の指が2本の中に突き立てられた。
「ひぁぁ…っあぐっ…む、り…っあっ~~~♡♡♡」
突然の圧迫感には身をよじるが、腰を抱えられたままでは何の意味もなさなかった。
千歳の長い指が、ぬぷぬぷと出入りする度にの中で酒と愛液がぐちゃぐちゃに混ざり合う。2本の指が押し開くようにバラバラと暴れ、その度には甘く鳴き声をあげた。
「ひっ…んん♡ぁぐっ…ああっ…ふか、いのっむ、りぃ……♡」
「中とろっとろやねー♡酒入れた量より増えとるけど、なんでかね?ふふ♡」
「やだっ…ちがっ…あんっあっあっ…♡」
とあるざらついた一点を擦られた瞬間、の膣がきゅんと締まり、酒混じりの蜜がどろりと溢れた。
「ん♡みつけた♡ここやね?」
「ひっあっ…あ、だめ、そこ…っやっんん…♡」
抉るようにそこを擦りあげてやればの腰が可愛らしく揺れた。
「あっ…あっ♡ああぁっ…ああああぁっ♡」
耐えることも出来ずに潮を吹いて達したに千歳はペロリと唇を舐めた。
「いっぱい出して偉かねぇ♡むぞらしかぁ♡」
「ん、んむっ…ぁっ…んゃ、まってぇ…ひぐっ…」
嬉しそうに顔中にキスを落とすのに、指は休むことなく中をかき混ぜ、それどころか3本目が無理矢理に侵入してきた。
「い、たぁっ…むり、むりぃ…んんぅ…」
グチュグチュと掻き出すように擦られて、痛いと思っているのに甘い声が止まらない。
「やだぁっ…こわっ…あっ…あんっまた、っ…でちゃ、からぁっ…」
恐怖も痛みも無視して登り詰める身体が怖くて、は千歳にすがりついた。しかし酔いがまわった身体はその程度では止まらず、の中が再びひくひくと震えだした。
「はっ、ええよ♡いっぱいイきなっせ♡」
「んんっ…あっ♡や、あ、ああああぁっ♡」
ガクガクと震えながら何度目かの絶頂を迎えたから指を引き抜くと、それをペロリと舐めた千歳は自らの服に手をかけた。