第2章 全て忘れる為の一杯
今まで触れたことの無い最奥まで、の中は千歳でいっぱいになってしまった。
経験のない圧迫感と、奥に触れられる感覚にの身体は壊れたように震えた。
「ほら♡ぜーんぶ入ったたい♡」
「ぃっ…んぐっ…ぬ、いて、…っ…あっ…」
味わうように、覚えさせるように、最奥まで挿れたままだった千歳の眉がぴくりと上がる。
「ほんなこつ強情やねぇ…聞き分けのなか子はお仕置きばい」
「…あっ…ああっ…やっ…あああっ…」
突然千歳の腰が容赦なく暴れだし、ははしたなく嬌声をあげた。
千歳とソファに挟まれて身動きが取れない身体では快感をやり過ごすことすら出来なかった。
「ああっ…おくっ♡…だめっ…んんっ…」
「はっ…いっちょん奥まで突かれて気持ちよかねぇ♡の中嬉しそうにきゅんきゅん締め付けてくる♡」
「ちがっ…ぁんっ…そこっ♡だめっ…やぁっ♡」
ごちゅごちゅと奥に叩き付けられる度、の目の奥で火花が散った。閉じることの出来ない口の端からだらしなく唾液が垂れ、甘い悲鳴がひっきりなしに零れた。
「あっ…も、やらっ…♡おかしく、なっ…ああっきもちいっ♡…あっ♡」
「おかしくなりなっせ♡ここがよか?ほら♡ここ♡」
千歳の瞳は興奮に濡れ、口元は悦びにゆがんでいる。大きな手での頭を押さえつけ、さらに奥へ奥へと容赦なく腰が打ち付けた。
の頭は真っ白になり、ただただ与えられる快楽のみが全身を支配していく。
「あ…っいくっ♡だめっ…きちゃ、あああっあ♡」
「…っ♡…よかよ♡いっぱい出しちゃるけん…っ」
「あっ、はっ♡ああっ~~~~~♡」
「…っ♡、はーっ♡」
の膣がぎゅうぎゅうと締まり、千歳もたまらずその奥にどくどくと熱い精を吐き出した。
それに応えるようにビクビクと跳ねるを後ろから抱きしめながら、千歳は頬にキスを落とす。
「これでもう俺からは逃げられん♡…いーっぱい遊ぼうな♡♡」
「ひっ…ぅ…は、い…」
その言葉には涙を零しながら力なく頷いた。