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忘却と恍惚のカクテル

第2章 全て忘れる為の一杯


密着した千歳の舌がぬるりと膣に差し込まれ、次の瞬間そこにどろりと注ぎ込まれる、先程の酒。
腰を持ち上げられたせいでそれはたらたらと腟内を奥へ奥へと流れてゆき、その通り道が熱を帯びていく。

「あ、あ、あっ…らめ、やあぁ……っい、いれないでっ…」
「んー♡」

自分が何をされているのか理解したは必死で千歳の頭を押すが、ビクともせず、ただたっぷりと中に注ぎ込まれる液体を感じながら受け入れるしかない。

「ひ…ぁ、あつ…あああっ…」

全て注ぎ込んだ千歳の舌がぬるりと動き、すぐ上の敏感な突起にたどり着いた。ちょん、とつつけばから甘い悲鳴が上がる。

「はー♡充血してパンパンやね♡可哀想に♡」
「あ、あっ…や、そこっ…しゃべらな…っん」

酒がこぼれないよう腰を高く上げた恥ずかしい体勢が苦しいのに、クリトリスを熱い舌で擦られると快感が勝ってしまう。
ビクビクと震えるを満足げに見下ろしながら千歳の舌が器用に皮を向きあげ、ぷっくりと膨れたそれを容赦なく吸い上げた。

「あっはぁ♡…だめ、それだめぇっ…い、あ…っ」
「気持ちよかねぇ♡」

なんとか千歳の頭をどけようと伸ばされた指先には少しも力が籠らず、ただ彼の癖のある黒髪に指を絡めるだけで終わる。
舌が円を描くように敏感な部分を這い回り、くりくりと擦りあげればの腰がビクビクと跳ね上がる。

「あっ…ああぁっ…ま、て…も、だめっ…だめぇっあああぁっ…」

の身体が一際大きく跳ね、秘穴からとろりと蜜が溢れた。アルコールと混ざったそれをペロリと舐めあげた千歳の「1回目」という声が聞こえたかと思うと、イったばかりで敏感な突起に再び吸いつかれては悲鳴をあげた。






「ふぁ…あっああっ…んあ…ひっ…」

ぐちょぐちょとVIPルームに水音が響く。
あれからどれくらいの時が経ったのか…千歳のクリトリスへの愛撫は続いていた。はもはや抵抗することも出来ず、舌の動きに合わせてただ声を漏らす、壊れた玩具のようだった。

「あぐっあっ……~~~~♡はぁぁ…あっ…」
「あは♡まーたイッた♡♡♡」

魚のように身体を跳ねさせるを押さえつけて千歳は笑う。
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