【黒バス】ある日突然大好きな人たちが逆トリップしてきました
第4章 日常編
白崎「嘘なんて言わないよw私ら物心つく頃からバスケやってたんだけどさ?自分で言うのもなんだけどなんか才能あったみたいで、3人ともずば抜けてうまかったんだよね。中学まではそこまで実力差も離れてなかったんだけど、高校から一気に周りとの差が開いちゃってさー。気づいたら化け物扱いされてるし、周りは私らにボール回すだけでなにもしないしで、どんどんバスケがつまんなくなったんだ。だから私らもお互いしか頼らないし、お互い以外は見下してプレイするようになっちゃって、結局同じ学校にいくことでバスケを嫌いにならずに済んでるって感じ。こんな感じだからスリースターズとか無敗の三星って言われてるんだと思うw」(作り笑いを浮かべながら)
宮地「…」
場の空気が沈んだ時、飲み物コーナーにいってた2人が戻ってきた
青峰「なんだそれ、お前らも俺らみたいなことしてんのかよ」
宮地「あ、戻ったのか」
笠松「おう」
白崎「同じではないよ?相手を見下すのは同じかもしれないけど、私らは3人だけどチームプレイしてるし、点数揃えるとか遊びながら試合はしてないもん!まあ、勝つことの楽しさとかはいまいちわかんないけどw」
青峰「…」
笠松「お、同じなんじゃねーの?」
白崎「え?どこが?」
笠松「こ、根本的には違うかもしれねえけど…、み、見下してるって自覚してる時点で変わる前のこいつらとなんら変わりねえよ。」
青峰「笠松さんの言う通りだ。中学の時の俺らとなんら変わりはねえ。やってることは最低なことだぜ?」
白崎「だとしても、周りも私たちの事化け物扱いしたりするじゃん。そっちのほうがひどいと思うけど???結局私らの力がなきゃ、勝つことすらできない雑魚じゃん。それでもまだ、手を抜いてバスケをしたことはないんだからいいでしょ?」(ちょっと涙目)
宮地「仕方ねえことかもしれねえ。でもな?手を抜いたりおちょくったりしてないからいいってわけじゃねえ。相手を見下してる時点で、そいつらと同類になっちまうんだぞ?」