【黒バス】ある日突然大好きな人たちが逆トリップしてきました
第3章 逆トリップ
いつものように、少し気を使いあう練習
3人とも互いしか頼らないバスケスタイルに変わりはない
だが、誰もそれに文句を言うものはいない
なぜなら、皆
"あいつらがいなきゃ勝てない"とわかっているからだ
天才がいるチームは
どんなにうまい選手がいても、上下関係があったとしても
"天才"がいる。というだけで状況も、時には常識さえも変わってくる
いろんな意味で、残酷な世界だと
実感させられる光景がそこにはあった
------------------------------------------------------------
~帰り道~
彼女達は練習はしても準備や片付けはしない
練習が始まるぎりぎりにきて、練習が終われば秒で帰る
これが彼女達の日常である
成瀬「今日もつっかれたー」
桐島「おなかすいたー!!」
白崎「それなーーー!!!」
成瀬「今日のご飯当番誰だっけ?」
桐島・白崎「鎖羅!!/だよー!!」
成瀬「あー、うちか。食材なにあったか覚えてる?」
桐島「えー、知らなーいwww」
白崎「多分ほぼほぼ終わっちゃってなんにもなかった気が…」
成瀬「まじかー。じゃあスーパー寄って帰るか」
桐島・白崎「おっけー!/りょーかい!」
いつものスーパーで買い物をしてから帰宅する
3人一緒というのも、もう慣れてしまったようで
なんだかんだで、楽しそうな3人である
平凡な日々にさよならするまで、あと数分…