第4章 少しの嫌がらせ
「なにこれ?」
私は差し出された写真に疑問を抱いた。
女「なにこれじゃねーよ!昨日、伶斗がなかなか帰ってこないから、よくいる屋上に探しに行ったんだよ!そしたらこれだよ。」
そんな…。
だから、よそよそしかったの?
気づいたら私の頬には涙が溢れていた。
女「ちょっ!何で泣くんだよ!めんどくせーな。」
「だって、何で…こん…なゴミみたいな人間に…キス…なんっかしてるんですか?口汚れちゃいますよ~…。」
と私は泣いた。
女子たちは困り果てていて、大笑いしたあと、慰めてくれた。
“面白いやつ”
とも言ってくれた。