第5章 Doll House‐領主と執事‐2
(あぁ…なんて顔をなさっているのですか
貴方は…私を煽って誘っておいでなのですか?)
「ちょっとだけのつもりがコレは困りました。」と
意地悪に微笑みかければ
私の太股に硬くなったソレを擦りつけて
「あさきぃ…あさ…きぃ…キスしたい我慢できないよぉ…」
そう言うが速いか朝輝に口づけをする
触れるだけの優しいキスじゃなくて噛み付くように
貪りあう激しい口づけをする。
その姿は領主ではなくまさに《雌》の様で…
「ピチャッ…グチュ…チュッ…んんっもっと…舌から…めッ…んクッ…あさ…きの唾液甘い味がする…もっと飲みたい」
もっと頂戴と縋りつく貴方を見て
私もそれに応える…
歯茎をなぞり舌を啜り絡めて私も貴方の唾液を飲み干す
「ほらっ…もっと口を開けて下さい。舌を出して、甘噛してあげます。私の事を煽って…いけない人ですね」
私の立場上、女性を抱く事が嫌でも仕事として貴方の為と思っておりますが…
やはり私には貴方しかおりません。
数多の女性を抱こうとも
私の心と体、髪の毛1本から爪の先に至るまで
私は隼人様のモノにございます。
「私の愛しい…愛おしいご主人様…」