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【Sexy Doll】

第4章 Doll House‐領主と執事‐1


―入りなさい―
と旦那様はおっしゃったが、主の涙混じりの声を聴き逃す筈もなく
ゆっくりと部屋に入り旦那様に近づく
「失礼いたします。また泣いておられたのですか?目が少し腫れております。」
そう言いながら私は旦那様の目元に口づける…ちゅっ…とまだ瞳に残る雫を舐めとると
旦那様はビクッと体を震わせていた…

「あっ…あさ…きっ!!だい…じょぶ…だからっ」

その反応が可愛くて、もっと意地悪をしたくなるのが人の性…
旦那様の腰を引き寄せ耳元で甘く囁く

「お一人で泣かないで?側には私がおりますゆえ…何時でもお呼び下さい。私は旦那様のモノもっと私を頼って?」
そう言いながら耳たぶを甘噛する
ピチャピチャッ…と舌を這わせクチュ…と耳の中まで舌を入れればしがみつくように乱れる旦那様

「あさ…き…耳やだぁ…クチュクチュしないで…んんッ…わかっ…たから…一人で泣かないからやめッ…ろッ…あぁ…ん」

朝輝に触れられるといつもこうだ
体の芯が熱くなって、
私のモノがそそり起ってくる。
やめてと言いながらこの先を期待してしまう。
意地悪に笑みを浮かべる執事の顔に《雄》を感じて欲情してしまう自分がいる。

こうなると領主と執事の関係ではなく
恋人として彼を求めてしまう…

どんなに美しい女を抱いたところで
朝輝ほど虜になるわけもない
彼こそ僕のすべて…
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