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【Sexy Doll】

第15章 Doll House‐媚薬の罠‐1


《メイドごときが偉そうに、私達の邪魔をしないでちょうだい!!》そう言って綾を突き飛ばす

フラりと倒れそうになる綾をタイミング良く朝輝が支え、全然目が笑ってない笑顔で …

「皆さま!?まだこの様な所へいらしたのですか?綾、早く皆さまをあのお部屋にお通ししなさい…」

支えてもらったお礼も言えず、綾は朝輝の顔を見る事なく

『朝輝さまッ!大変申し訳ございません!すぐにお通しいたします。』

「さぁ…皆さまあちらへどうぞ、素敵なお部屋となっております。」
(そう…とても素敵な…ね…)

女達は嬉々と喜び朝輝達の後をついていく…

謁見の間のさらに奥…
黒い薔薇が咲き乱れる庭を出て
鳥籠の様なガラス張りの建物の中へと
この部屋の名は【Cradle】
揺りかごへと甘い香りが誘う…

「さぁ…中へとお入り下さい。旦那様が皆さまにと私がワインをお持ち致しました。我が領主の心遣い存分にお楽しみ下さいませ…」

―なんだか甘い香りがするわ―
―とても美味しいワインね―
―さすが素敵な私の領主さまぁ~🖤―
―あらぁ~なんだか…体が熱い…
―うふふ…楽しくて…立っていら…れな…ん―

(もう効きはじめましたね…では…)

「我が主を見くびられては困る!ただ《雌》の様に盛りたいのならお望み通り《雄》をもって孕ませて差し上げましょう…村のため、我が主のために素敵なお人形をよろしくお願い致します。」

冷たく微笑む朝輝の後ろで紫の仮面の男達が待ち構えていた。

―こちらのお嬢様方は…激しいのがお好みのようだ…お応えして差し上げろ!!―
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