第1章 都会ってすごい
カフェに入った私たちは、店員に案内され、窓際の席に着く。
『改めて、先程は本当に助かりました…!ありがとうございます』
???「フッ…カラ松ガールズを助けるのはオレとして当然のことさ」
やけにカッコつけてその人はそう言った。窓から入ってくる光がスパンコールをギラギラと照らし、やけに目につく。
『カラ松ガールズ…?何ですか、それ。あと、その衣装…?ってなんかの撮影とかだったんですか?』
さすが東京だなぁと思い、私は聞いた。
カラ松「おっと、、自己紹介が遅れていたな。オレは松野家に生まれし次男、松野カラ松だ。それとカラ松ガールズとは、オレに夢中になってしまうキティー…まあ言ってしまえばこの世の全ての女性のことだ。すべてのものを魅了してしまうオレ!そう!!オレは罪な男ギルトガイなのさ…」
『えっと、やけに長くてわかりづらかったんですけど、名前は松野カラ松さん、でよろしかったですか…?』