第14章 AD-LIVE 2018 10th
寺島「お前この世界を渡ってる間に戻りたいってちゃんと願ったか?」
浅沼「…半分諦めてた…」
寺島「半分諦めてただろ?本気で生きようとしねぇやつは目ぇ覚まさねぇぞ。自分を助けるのは自分だけだぞ?わかってんのか?『度胸あるな』ごめん、またちょっとずれた。言葉がずれた」
下野「お前ロボットなのにすげぇな、なんか熱いなぁ!?感動した!」
寺島「度胸じゃねぇわ。諦めるとか度胸あるなみたいな感じになったけど違うから。諦めんなって」
下野「とりあえず『内定おめでとう!』…」
寺島「何処にだよ!?お前もちょっとバグってんな」
浅沼「先生の心に乱れがあるんだ…すげぇなぁ…先生まだまだ書けんだなぁ…分かった……今度こそ俺この扉出てみるよ。そしたら目覚めるかも知れねぇんだろ?」
寺島「そしたら先生もまた新しく書けるかもな。先生に書かせんのが編集者の仕事だろ」
浅沼「物語のキャラクターの癖にうるっせぇなぁ!!!…はぁ…ありがとう」
寺島「行くのか?」
浅沼「この物語面白いよ、面白いけどさぁ!!……色々引っ掛かってんだ。そこをちゃんと書き直しさせるよ。」
下野「あ!恭香さん!恭香さんもちゃんと…なんか凄い…あの…何も無くなってたから…綺麗に、こう、よみがえる感じの…ちょっとすごかったら…そこも…できれば、僕と…」
「ハイ!!」
※犬を掲げる尊
「私がなんとかしましょうか!!」