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星条旗のショアライン

第24章 SSS キャラ×男主(―/30日更新)



★Aキャプテン・アメリカ

「きゃぷ、聞いてよォッ!」
「おっと……君か。今度はどうした?」
どうしたもこうしたもない。俺はキャプテンのむっちむちなおっぱいを堪能したいばかりに泣き付くフリをしているだけだから、どうしたもこうしたもない。腕の中に全力で飛び込むとキャプテンはしっかり抱き留めてくれる。いつもどんなタイミングでもちゃんと正面からぎゅっとしてくれる。頬を挟むおっぱいが本当にむちむちで気持ちがいい。思わず頬擦りすると、背中をあやす様に撫でていた彼の腕がぴくりと反応した。
「レインッ……君にそんな風に甘えられると……」
「きゃぷ……えへへ、きゃぷてん(のおっぱい)すきぃ」
「ほ、本当か……! 実は僕も君の事が……」
「…………んえ?」

★Aキャプテン・アメリカ(連載主if)

「か、かわいい……っ」
「レインッ!」
「声がっ」
「ああっ、たく!」
何故こういった不可思議な事件が起きるのか分からない。しかし起きたからには受け入れるしかないだろう。ひょんな事からスティーブが昔の姿に戻ってしまった。ときめいている俺の正面に立ってふんぞり返りながら怒る姿もまた愛らしい。身長が俺より低いのも新鮮だった。
「抱き締めてもいいか?」
「っ!? …………あ、ああ」
「ありがとう!」
「うっ」
ガバッと抱きしめると薄い体がよく分かる。筋肉などとは程遠い脆弱な肉体は俺の腕の中にすっかり収まると、次第に震えながら燃えるように熱くなっていった。

★JLフラッシュ

広大な砂漠地帯の途中までマウンテンバイクを漕いで進んでいたけど、運悪くパンクしてしまった。修理キッドじゃどうにもならない破裂範囲でほとほと困る。慣れない土地でヒッチハイクはしたくない。以前も似たシチュエーションで車を停めて同乗させてもらったけど、性的な見返りを求められて慌てて降車した経験がある。日本人はアメリカ人より圧倒的に身体が小さいもんな。でも二度とあんな事はごめんだ。荷物を抱えてバイクを近くの草むらに隠しながら溜め息を付いていた、その時だ。
「ね、ねぇ君、大丈夫?」
「!」
びっくりした。俺くらい軽装な男の子が音もなく背後に立っていた。周囲に乗り物の類はないのにどうやってここに。訝しむ俺に男の子は苦笑いを零しながら「街まで運んであげようか」と両手を広げた。

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