第19章 私の幸せ
銀時「あかり............これがお前の屋敷なのか?」
『?うん、そうだよ』
翡翠「お気持ちはわかります ( この屋敷、おおきすぎるんですよね............ ) 」
『そういえば翡翠も初めて見た時固まってたっけ............』
会ってからそんなに立ってないのに懐かしいなぁ
固まってる2人を引っ張って屋敷に入った
『しずく達と神楽ちゃんと翡翠でお風呂入っておいでよ』
翡翠「え、でも............」
『いいからいいから』
神楽「お風呂入るネ!!」
そう言って翡翠を引っ張ってお風呂に行った
それに、しずくとしずるもついていったがしずねだけ残った
しずね「お姉ちゃん.......」
『どうしたの?』
しずね「お姉ちゃんと一緒に入りたい」
『みんなの後になっちゃうよ?』
しずね「いいもん」
そう言って絶対に離さないとでも言うように私の袖を強く握った
『わかった、一緒に入ろうね』
しずね「ッ!うん!」
しずねを抱っこして銀ちゃんを客間に連れて行く
銀時「広い屋敷だな............」
『うん、この前まで1人だったからなおさらね』
銀ちゃんの前にそっとジュースを置く
銀ちゃんは甘いもの好きだからね
しずね「眠い............」
『お風呂の時に起こしてあげるからねてていいよ』
しずね「うん」
そう言って、私の膝に頭を乗せて眠った
しずね達はこの間まで普通の子供だったのに..
顔にかかった髪を退けてそっと撫でてやる
銀時「寝たか?」
『うん、疲れてたんだね』
銀時「ああ............」
銀ちゃんが何か言いたそうに私を見た
『どうしたの?』
銀時「............あかりは今幸せか?」
『?いきなりどうしたの?』
銀時「なんとなくだ」
幸せ............
『幸せだよ、大好きな仲間が家族がお兄ちゃん達がいてすっごく幸せ...........もし、私が死ぬ時に人生を振り返っても幸せだったって言えるよ、たくさん愛してもらえてとっても暖かい』
銀時「それはお前の兄貴のことも入れてか?」
兄上のことも............