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~the over ~文豪ストレイドッグス

第4章 星


プラネタリウムは夜がいいと一花が言うのでモールでブラブラすることにした
「なんで夜なんだ?夜ならホンモノがあるだろ?」
「ホンモノもニセモノも見れる 贅沢でしょ」
一花の答えはイマイチ理解できなかったが、長く一緒に居られる事には嬉しさを感じていた
隣で嬉しそうにクレープを頬張っている一花を見ていれば、自分の想いが確信に変わって行くのを感じる
~こうも簡単に堕とされちまうとわなァ 敵わねぇ~
中也は自分に苦笑いする
ブルッ ポケットの中で携帯が鳴る 少し戸惑っていれば
「中也って本当に優しいね 私は彼女でもなんでもないんだから気使わないで 出て」
「悪ィ」
中也は一花の言葉に胸が痛くなる
「ブラブラしてるね」
中也は電話のため外に出た

電話を終え一花の元に戻ろうとする

「お安い御用よ」
いつもとは違う一花の妖艶な声が聞こえた
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