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~the over ~文豪ストレイドッグス

第4章 星


「お前欲しいもんとか、ないのか?」
「欲しいもの?ないわ」
きっぱり言う一花
「女ならあるんじゃねーのか?鞄とかキラキラしたもんとか」
少し焦る中也
「ないの 全部手に入るから」
中也は一花の正体を思いだし肩を落とす
その姿を見て申し訳なさを感じた一花は
「あ!欲しいモノはないけど、したいことはあるかな」
「なんだ?」中也は軽く身を乗り出す
「プラネタリウムに行きたい」
「プラネタリウム?」
中也は拍子抜けした
「行ったことないの」
少し切ない笑みを浮かべる一花
「決まりだな」
中也は一花をまっすぐ見やる
「次の休日空けとけ プラネタリウム行くぞ」
「本当に?約束だからね」
天使の笑みを浮かべる一花に、中也は聞いて良かったと心から思った
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