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~the over ~文豪ストレイドッグス

第4章 星


中也は自分の耳に触れ 深呼吸した
今日は任務の後、一花に時間を作ってもらった
一花の 欲しいモノ を聞くため
それだけなら電話で済むのだが、直接会って聞きたい気持ちが勝った

「さっさと片すぞッ」
部下に指示を出す中也
いつも以上に仕事をはやく終わらせた

「悪ィ 待たせたか?」中也は少し息を切らしていた
「まさか 約束の時間の10分前じゃない 遅刻もしてないのに謝らないで」
一花は穏やかな笑みを中也に向ける
「着けてくれてるんだね」
中也の耳に手を伸ばそうとする一花
中也は一歩後退り
「あのなぁ お前はすぐに触れようとするんじゃねー 勘違いしたらどうすんだ」クスックスッ
「そんな風に男の人に怒られたのは初めて」
一花は何故かどこか嬉しそうに笑った
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