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~the over ~文豪ストレイドッグス

第3章 お礼


中也は一花とのやり取りで体温が上がった体のままシャワーを浴びていた
そして鏡を見つめ、自分の耳にある輝きに触れる
鏡の中の中也は目を見開いた
自分の耳に輝く光の正体が宝石ロイヤルブルーサファイアであったからだ
「ッ、、、なんでこんな高価なモンッ」
中也は焦りはもちろん、嬉しさも感じていた
見た時に中也の事思い出した と恥ずかしげもなく言ってのける一花を思い出したから
「つっても、コート貸したダケで、こんなのもらえねぇよ」
中也は戸惑う思考に、シャワーを冷水に変え、頭を流しながら考える
かと言って返すという選択肢はなく、自分の事を考えてプレゼントしてくれたものなら大切にしたいと思った
「あいつは何か欲しいもんとか、あんのか?、、、、、、
聞いてみっか」
中也は深く考えれば迷路にはまるであろう思考を止めシンプルな考えに収めることにした
中也はシャワーを止めもう一度鏡の中の自分とピアスを見やり
「俺の目はこんなに綺麗じゃねーぞッ」
苦笑いし、そして嬉しそうに笑った
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