第2章 フタリのキモチ
加州「・・・・」
「だから悪いってば~!加州~!!」
加州「・・・本当に悪いと思ってる?」(ジロリ)
「オモッテル、オモッテル」
でも人には向き不向きというものがあってだね!
私の方向音痴と料理下手(つーか火すら起こせなかった)は治る見込みは皆無です!!(キリッ)
加州「ぜーったい思ってないでしょ!!!料理するって言って火打ち石薪にぶん投げる人、俺初めて見たから!!!!」
「カチカチやっても点かないから文字通り薪に打ち込んでやろうと思ってね」
加州「全く反省してないじゃん!!!!」
「あはは~!」
ぶっちゃけ家がレトロすぎて加州が来る前まで毎日出前ラーメンさ!!!
しかも割と美味しくてさぁ~!
いつか全メニュー制覇したいっ!
加州「はぁ・・。よくそれで今まで生活が出来てたよな・・・。ハッ‼ま、まさか主は部屋も掃除できない人種なんじゃ・・・!?」
「失礼なっ!片付けと始末書はピカイチだぞっ!!!」(プンプン)
加州「・・だーかーらーっ!自慢気に言うことじゃないからっ!!」(ムキーッ!)
「加州さん。そんなに怒るとお肌に悪いわy・・いだだだだ!!かっかしゅほっぺらひっぱりゃなひでーっ‼」
こんのすけ「おやおや、来た早々なにやらトラブルですか?加州さんがそのような顔をされるなんて珍しいですね」
加州「ん?」
「あ。コンちゃーん!使いの者ってやっぱりコンちゃんだったのね!」
こんのすけ「はい。はじめまして、主さま。そして初期刀は加州清光、ですか。おめでとうございます。そして改めまして、よろしくお願いします」
加州「あ、うん。よろしくお願いします・・?」
「加州。こんのすけは私たち審神者の案内人、いや案内狐だよ。時の政府からの伝令を請け負ったり審神者とは切っても切れない関係なんだよね!」