第6章 手に塩かけてませんから
コンコンッ…
コンコンッ……
コンコンコンコンッ………コッ
ドンドンッ!!!
ガチャ
「……居るじゃねえか」
「……だから忙しいっつてるでしょうが、何の用ですか。閉めないから足挟まんでくださいよ」
「皆つれねぇなぁ。一応消太の大事な可愛い生徒に?ケガさせちまったから報告しに来たってのに」
「ケガ?あぁ、爆豪ですか。あいつはそんなヤワじゃないですから大丈夫ですよ」
「いやそれがな怪我もだが………こうで…こうなったんだわ」
「………………その話詳しく」
「だよなー!酒持ってきたから軽く呑みながら話そうぜ」
「俺は呑まないけど良いでしょう…………」
「あ、ブラドも呼ぼうぜ」
「…………」
パタンッ………………
たまにはそんな時もある。
大人だもの。