• テキストサイズ

夢現つ~君に恋する~

第16章 恋に落ちる音【瀬呂範太】


瀬呂くんに教えてもらいやっと1本当てたところで日が沈んで来たので帰ることにした

「今日はありがとう凄く楽しかった!」

「俺もすげー楽しかったわ」

「体操着洗って返したいけど、来週じゃ間に合わないかな」

「いや、全然大丈夫!洗わなくてもいいけどね」

「それは流石に…汗かいたし私がヤダ」

「へーい」

瀬呂くんの匂いがする体操着に首を縮めて窓の外を見ていると思い出したように瀬呂くんが「あ、」と言った

「ん?」

「来週、俺の学校で弓道の試合やるんだよね。よかったらさ観にきてくんねぇかなって」

「え!あぁ………」

「なんか予定あった?」

「ううん!!それはないけど、、いや、、行きたい観に行く」

「大丈夫?」

「うん何時から?」

「俺が出るのは8時から」

「分かった楽しみにしてるね」

「おう!」

バスが丁度駅に近くに着いたのでそのまま解散した












(杉谷なんか様子変だったよな。雄英に元彼がいるとか…?考えたくねぇ、、けど彼氏いなかった訳ねーよな)

「あれ瀬呂じゃん」

「おー泡瀬デート?」

杉谷を見送って自分も電車に乗り込むと違う車両から来た同級生に声をかけられた

「そうそう。あー余計なお世話だと思うんだけどさちょっといいか」

「なんだよ改まって」

泡瀬は隣のクラスで同じ部活に所属している、気があう奴で学校内でも外でも結構一緒にいる率が高い

「俺の彼女がさ安生高校に行ってるんだけど、瀬呂が安生高校の生徒と歩いてたのみたっつってて」

「あーうん最近仲良くなってアピール中」

「やっぱそーなんだな。いや、なんつーかその子杉谷って言うんだろ?吹奏楽部の」

「そうだけど、なんだよ歯切れ悪ぃな」

「その子あんまりいい扱いされてないみたいで、イジメつーか仲間外れにされてるみたい」

「は?」

泡瀬の思いもよらない発言に今までの杉谷の不思議な行動に合点がいく

(俺を学校に迎えにこさせなかったのも何か言われるのが嫌だったのか。試合も泡瀬の彼女と鉢合わせする可能性があるから…)
/ 113ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp