第16章 恋に落ちる音【瀬呂範太】
「えっと、、お話って」
ベンチに座るなり早速本題に入ろうと話を降って貰ったはいいが大事な事を忘れていたので自己紹介から入る
「あ!俺、瀬呂範太。雄英高校の2年です。急に誘ったのにありがとうございます」
「雄英なんですね、部活強くて有名ですよね!今年も野球の応援行った時見かけましたし!あ、同じく2年の杉谷千鶴です。こちらこそありがとうございます」
お互いにぺこりと頭を下げる
「同い年なんだ!タメで話してもいい?」
「勿論、瀬呂さんは部活何してるんですか?」
「俺は弓道やってる」
「弓道か〜袴凄く似合いそうですね」
「…よく言われてたし今も言われる」
言われ慣れた言葉すぎて苦笑いで返してしまう
「皆思うことは一緒なんですね」
「……」
俺が黙っていると不思議そうに首を傾げてジッと俺の方を見てる
「俺、杉谷さんのこと気になってます」
「え?」
「だから、俺に時間をください!できれば一緒に遊んだりしてみたいし、本当に駄目なら諦めるし。。まずは連絡先交換してくれませんか!」
自分らしくない必死な約束の取り付けダサくて目も当てられない
「…ああ、そうゆう照れますね。。LINEでいいですか?」
「よっしゃ」
俺は早速杉谷さんとLINEを交換した
「そーいや、オフの日って」
「日曜は1日オフで土曜日も午後はオフですね」
「んじゃウチも一緒の感じだ。土曜日とか遊びに誘ってもいい、、ですか?」
「全然大丈夫です!暇なので」
(まじで?!よっしゃ)
内心ガッツポーズを決めて喜びの舞を踊る
「あ、すみません。クラス当番でもう行かなきゃいけなくて」
腕時計を確認すると焦って立ち上がる杉谷さん
「気にしないで行って俺も友達のところ戻るし!ありがとうね。時間作ってくれてLINEするから」
「はい!また!」
杉谷さんが走り去ったあと1人で項垂れる
(頑張ったよな俺。。このチャンス絶対逃さねぇ)