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夢現つ~君に恋する~

第14章 告白はおはようの後で【上鳴電気】



「ねー!電気はどの季節が好き?」

「俺?んーやっぱ夏っしょ!祭りとか海とか楽しみいっぱいでさ杉谷は?」

「私はね〜ズバリ秋!夏の青空も好きだけど少しづつ景色が赤っぽくなってくのがいいんだよね!あと金木犀好きだから」

「いつもいい匂いすんなって思ってたけどもしかして」

「ピンポーン!金木犀の香水つけてるの!市販のやつだとちょっと欲しい香りと違うから知り合いに調合してもらってるんだよね」

「いや、ガチじゃん!!」

「ガチですよ〜!」
























「上鳴くん?大丈夫?」

「おっ、麗日わりぃなんだっけ?」

麗日は心配そうに眉を八の字にして俺の顔を覗き込む

「千鶴ちゃんと連絡とれてる?」

「...いや〜俺んとこにもなんも返ってこねぇつーか既読すらつかね」

「みんなおんなじなんやね。。どこで何してるんだろね」

「さぁな」

年にだいたい2回クラスで集まって呑んでいるが最近は全員集まることはなくなって今回も半分くらいしか集まっていない

(あいつは1度も顔だしてねーけど)

麗日は俺と同じで毎回出てて杉谷の姿が見えないと悲しそうな顔をする



<ニュース速報です
またもやCROWが現れたようです。今回盗まれたのはアリアの涙です>
<高価な宝石ばかりを狙い気がつくと本人の元にかえされているという、一体なんの意味があって宝石を盗んでいくのか...>

CROW 最近巷を騒がせている窃盗団の名前だ
名前の通り黒いマントに身を包み空を飛び周り、カッコつけなのかカラスのくちばしの様にとんがった鼻の形のハーフマスクをして目元を隠している
一番最初に現れたのは3年前、空を歩きながら登場し注目集め今ではファンもいるほど世の中に影響を与えている


「まただね、最近このニュースばっかや」

「ほんとなー、何がしてぇんだかいまいち分かんねぇし」

いつの間にか俺の前の席に座ってた瀬呂が麗日に相槌を打つ

「なぁ、唐揚げ食いたくね?」

テレビ画面に釘漬けになる2人に声をかけると快い返事が返ってきたのでからあげを2皿頼んだ
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