第4章 ストロベリー【爆豪勝己】
「な、、に?」
「チッ」
爆豪の手が私の頬を撫で顎を指で上に向かされ爆豪と目が合う
「かっ、ちゃ」
「口開けろ」
爆豪の圧に考えるよりも先に薄く口が開いてしまっていた
「ふっ」
「んっ...ふ...んん」
爆豪の舌が私の唇を少し舐め遠慮なく口内にねじ込まれる
爆豪の舌は弄ぶように舌を絡め口内を掻き乱す。
「んんっ...ふっ...あ」
ぴちゃぴちゃとわざと音を鳴らし最後には飴を私の口から器用に舌で自分の口内に移し替えた
「あめーな。ガリッ」
爆豪は文句を残して自分の部屋に帰っていった
私は理解が追いつかず、ただ呆然としていた。
どうにか冷静さを取り戻そうとテレビの音量を上げ冷えた水を一気に飲み干したが、一向に顔の赤みは取れず心臓は今もバクバクとなっている。
(ど、どーゆうこと?かっちゃんは私の事好きなの?いやいやいや!!あの爆豪勝己だよ!?ナイナイ。)
考えがまとまる訳もなく私は一晩リビングでつまらないテレビをみていた
朝を知らせてくれたのはいつもより早く起きてリビングに来た緑谷だった
「大丈夫?」
「み、どりや?」
「うん、何かあったの?」
「...テレビ観てたらいつの間にか寝ちゃってた」
「そっか、、。」
「心配かけてごめんね、部屋行って着替えてくる」
「ああ、うん」
まだぼーっとしている頭でさっきの緑谷の言葉が繰り替えされる
((何かあったの?)...何か、、、あったせいであそこで寝ちゃったんだけど)
「はぁ〜」
「朝からため息ついてんじゃねーよ」
「かっちゃ!!」
「その呼び方やめろや!!」
爆豪の手が私の頭を鷲掴みにする
「いだだだ」
「クソが」
(なんだあの態度、めっちゃ普通。昨日のはなんだったんだよ!!)
スタスタと歩いていく爆豪の背中を睨みつけながらイライラを心の中でぶつける
「自分ばっかアホくさ」
着替えを済ませリビングに戻ると爆豪の姿はなく、いつも通り朝食を済ませ耳郎達と登校した