第4章 ストロベリー【爆豪勝己】
「な〜千鶴これいるか?」
「んーー」
一日の授業が終わり寮でゆったりとテレビを観ていると自分の部屋から出てきた上鳴が飴の入った袋を私に渡す
「いいの?」
「おう、それあんま好きじゃねんだわ」
「なんで買ったんだよ」
「いや、貰ったんだよ」
「ふーん。要らないなら貰うわ」
「おう」
5種類の飴が入った袋を受け取り早速封を開いてテーブルに置きテレビの方を見る
「いいな!それ私にもちょーだい!」
しばらくテレビを観ていると後ろから葉隠に声をかけられたので取りやすいように袋の入口を広げて渡した
「ありがと〜じゃあおやすみ」
「いーえ、おやすみ〜」
葉隠が部屋に戻ったことでリビングに1人になった。適当に袋から取り口の中に入れる
「んヅ......まずい」
破った袋を見るとイチゴと書かれていた
(うわ〜、最悪。イチゴ不味い。てかどーしよ吐き出すのはちょっとだよね、、。)
「うー。」
口の中で舌の上から頬の方に飴を避けてあまり味を感じないようにどうしようかと悩んでいると不機嫌な声で名前を呼ばれた
「おい、千鶴何唸っとんだ」
「かっちゃん」
「かっちゃん言うな!」
「あはっ」
「で、何唸っとんだうるせぇ」
「いや〜、飴が不味くて」
「ア゙ア゙?」
眉間にシワをよせて苛立ちの声をだす
「イチゴ味の飴苦手なのに食べちゃったの。どーしようか悩んでて」
「はぁーん。寄越せや」
「え、いやでも口の中だし...」
私は少し戸惑って呆れて薄ら笑った
「...あぁ、袋の中の話?じゃああげ..る」
袋の中のイチゴ味の飴だけを手に取って渡そうとすると爆豪が電気を覆い爆豪の影が私を覆った