第3章 橙色に染まる【ラビ】
「ユウ〜リナリーが呼んでるさ〜......」
「ア゙ア゙?」
「って何やってるんさ!!」
ユウの部屋の扉を開けるとベッドに押し倒されユウに跨られている千鶴と目が合った
「チッ テメェらの喧嘩にいちいち巻き込むんじゃねぇよめんどくせぇ」
ユウは千鶴の上から退き何事も無かったかのように部屋から出ていった
「ラビなんでここに」
「千鶴こそユウに何もされてないさ?」
ラビは扉を閉めるとベッドに座り直した千鶴の横に座りペタペタと顔を触った
「うざい、何もされてないし」
「そっか、よかったさ」
「...それだけ」
「ん?」
「それだけなの」
ラビに今の顔を見せたくなくて俯く
「どうしたんさ?」
「〜ッ 神田に押し倒されてたんだぞ!本当に何も無かったけどさ、もっと......いいなんでもない」
ラビの反応にイラつき当たってしまう。ラビは私の顔を両手て包むとグイッと自分の方に向かせた
「言って欲しいさ」
「......なんで付き合ってるの」
ラビは目を見開いて驚いた
「私には触れないくせに他の女の人には簡単に触るし、神田に押し倒されてても怒りもしない。ラビは本当に、、、私の事を好きな...」
「好きさ!」
私の言葉を最後まで聞かず食い気味に答えたラビに驚き伏せていた目を瞬きをしてラビを見ると、ラビの瞳は不安に揺れていた
「好きになったのは千鶴が初めてて勢い余って告白したらOK貰えて一人の女として大事にしたいって思ったさ。けど一緒にいると滅茶苦茶にしたいって思っちまってこんなんじゃ嫌われると思ってなかなか触れなかったさ。千鶴から好きって言われたことないし本当に千鶴は俺の事好きなんかなって考えることもあって。千鶴のこと信じられてなかった。不安にさせてごめんさ。」
ラビはコツンと額と額を合わせると浅く息を吐いた