第3章 橙色に染まる【ラビ】
「アレーン」
「なんですか、最低バカうさぎ」
「酷いさ!落ち込んでんのに」
千鶴に置いていかれたあとアレンに話を聞いてもらおうと食堂に来たが逆に攻撃されてしまった
「はぁ?なんであなたが落ち込んでるんですか」
「千鶴に嫌われたかもしれないさ」
「それは、、嫌われて当然なんじゃないですか」
蔑んだ目でアレンはラビを見つめた
「.........」
「だいたい、あなたが好きで告白したくせになんで浮気まがいなことするんですか」
「抑えがきかないんさ」
「はあ?」
「一緒にいたら抱きしめたくなるし、他の男喋ってるとキスして俺のもんだって見せつけたくなる」
「だったら、」
「けど、付き合った途端がっついて嫌われたくなかったんさ。だからいつも余裕のあるフリして余裕なんて全然なかったのに、、結局怒らせて嫌われたさ」
アレンはため息を大きくついた
「あなたは本当にバカラビですね。それって千鶴のこと信じてないんですか?嫌われるかどうかなんて分からないじゃないですか!それを勝手に決めつけて傷つけるなんて最低です」
「でも俺、好きって言われたことないさ」
「ラビ、神田呼んできてくれない?」
リナリーは二人の会話に割ってはいり神田を呼んでくるようお願いした
「...わかったさ」
立ち上がりゆっくりと神田の部屋に向かうラビの背中を見届けた
「どーして神田を呼びに行かせたんですか?」
「神田からお願いされてたのよ。喧嘩すれば千鶴は俺に愚痴りに来るしラビはアレンに相談しに行くだろうから次そうなったら俺の部屋に呼び出してくれってね。意外と世話焼きよね」
「そーでしたか。そんな1面もあるんですね」