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夢現つ~君に恋する~

第2章 年上の色気ってやつ?【ラクサス】


特別することもなく、外も雨が止む様子はないのでさっさと寝ることにした。
なるべくラクサスの邪魔にならないように壁側に体を寄せた。
タイミングを失った私はあれだけ意気込んだのに好きと伝えられず後悔と自分の情けなさに呆れていた。

ゴロゴロゴロゴロ

「っ!!」

近くで雷が鳴り、体がビクリと揺れた。

(雷使えるからって雷の音が得意なわけじゃないんだよな)

じっとしていても怖いだけだと思いホテル内を歩こうと起き上がると左手をラクサスに掴まれた

「何処へ行く」

「ごめん、起こしちゃった?」

「別に寝てねぇ」

「いや、ちょっと寝れなくて、、っ!!」

さっきより少し大きく雷が鳴り掴まれていない右手で反射的に耳を抑えた

「雷怖えのか?」

「あい...」

「ったくガキかよ」

「どーぜガキだよ」

「たくっ..」

囲い込むように上からラクサスに押されさっきとは逆の向きで寝かせられた。そして抱きしめられていた。

「これで寝れるだろ、さっさと寝ろ」

ラクサスの心臓の音が耳元で聞こえる。
さっきまで怖がっていたのにラクサスに抱きしめられただけで安心して眠くなってしまった。

(今言わなきゃ二度と言えない)

「すき」

聞こえるか聞こえないかぐらいの声量、ラクサスからの反応がない所をみると聞こえてないのだろう。
残念だけど伝わってないのなら意味は無い、もう一度伝えようとした時私を抱きしめていた左手が離れそっと顎をくい、っと上にあげられラクサスと目が合う

「この状況で言うって事は犯される覚悟はあんのか」

「おかっ!...あ、あるよ!!あるに決まってるだろ」

他の女の人としたことがあるんだと思ったらここで引き下がるのは嫌だった

「ほーう、じゃあ遠慮なく」

「え、、?」
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