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拾われました【歌い手】

第3章 船内


秀華『いや、これ志麻さんが作ったみたいなので…』

志麻「志麻さんじゃなくて志麻や!
呼び捨てでいいのに
…って!俺の名前読めるの?!」

秀華『はい』

志麻「まだ10歳なのに?!」

秀華『はい』

志麻「何で志麻って漢字だと思ったん?」

秀華『こういう内容の本を作るのは
志麻さんだけと思い漢字は今知りました』

貴方達のことを調べたから何て言えナイ

志麻「へぇ…凄いな」

秀華『ありがとうございます』

志麻「あ!んでその脚についてはな!~~~~~」

私はその説明を聞く

もうヤダ

うらたぬき「志麻お前何してんの
?!!秀華!何もされてないか?!!」

私の姿を見るなり駆け寄ってくる浦さん

志麻「何もせんわ!」

うらたぬき「どうだか(つか俺と同じ色じゃん)」

秀華『志麻さんが脚は生足に限るって』

うらたぬき「それ全部忘れろ」

志麻「えー」

うらたぬき「とにかくもう寝ろ」

秀華『はーい』
志麻「はーい」

私は図書室を去り自室に帰った

パソコンの履歴を消して

緑色のノートに日記を書いてベッドへ

ベッドに入り寝る前にベッドの上に立ち跳ねる

秀華『わぁ』

楽しい

そう思った

数分たったらベッドに入り目を閉じる

コンコン

…?

秀華『はい』

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