Eve innocence 【D.gray-man】
第10章 黒い背中と黒い足
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【ズリズリィ…⠀】
「だりぃー、なんで俺がこんな役やらなきゃならねぇんだよー。」
ジョージはリンダとミカにお願いされ
イブを、縛りあげてマテールの街を
歩いていた。
「どこかいいゴミ箱ないかな。こんなのバレたら終わりだぞ。」
ジョージか歩いていると
恐らく井戸の様な穴があり
下から風が吹いているような
感触があった。
「ここならバレないだろう。ここにすっか。」
そう言うとジョージはイブを持ち上げて
言った。
「ホントに汚い背中と足をしてやがる。もう二度と会うことがないことを願うぜ。」
【ガサッ!ヒュゥゥゥゥウウドサッ!!⠀】
井戸にイブを落とし、
落ちた音を確認して
ジョージは踵を返していった。
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〜♪♪
…微かに子守唄が聞こえる…
〜♪♪
体が重い…
頭が痛い…
動けない…
でも、子守唄は聞こえる…
段々子守唄は大きくなり、
それを歌っている人が知りたくて
私はゆっくり目を開けた。
するとそこは市松模様の様な
マークがデザインされている壁、
砂漠の様な砂場にいた。
「ここは…」