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Eve innocence 【D.gray-man】

第7章 身代わりという勇気


【パチッ】



次の日の早朝に私が目を覚ますと、
隣に座ったままで寝ている
ユウがいた。

私にはユウの上着が掛けてあった。

(コレって…暖めてくれたのかな?
ユウ寒かっただろうな…。)

ササッと起きると、
私は上着と自分の布団をユウに被せて
朝食の支度と、朝の稽古をつけに
向かった。


朝はとても冷え込み息が白くなっていた。
手はかじかんでいたが
魚を調達するために川辺に行き
稽古も含めて川に足を付けた。

「冷た!!でも、我慢我慢。」

岩がゴツゴツしてるが
上手くバランスを取りながら進み
岩場の下の川上に網を張り
川下から追い詰め網を引き上げると
丁度いいくらいの数の魚が取れた。


「よし!
これで今日の朝ごはんはバッチリ!」

魚を持って川から上がり
薪を拾いながら帰っていると
足がヒリヒリ痛みだし
靴を脱いで見ると足首を切っていた。

「やっば。こんな大事な実戦の日に…
まぁ、大丈夫かな?コジモから鞭で打たれた 時もそのまま芸に出たし。」

怪我の事を忘れる様に私はテントに戻り
せっせと朝食を作り始めた。

………………………………………………………………………………………………………………………………

朝食を食べた私達は
奇怪現象が起こっている
廃墟ビルに向かった。

【コツコツ…⠀】

ビルの中には様々な部屋があって
1つ1つテーマの異ったデザインの部屋が
あり、そこに入ると他の部屋にテレポートする仕組みになっていた。

「エクソシスト様、このように部屋をテレポートして行き最後に講堂に行き着くみたいなのですが、そこで悪魔が大量にいるとの噂です。お気をつけくださいませ。」

「ここは3チームに分かれようかね。」
ティエドール元帥が意見を述べ
私達は3チームに別れた。

マリと私
ユウとミカ
元帥とダニエル

というチームになった。
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