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坂田家の日常。

第1章 日常篇。




夜12:30-
「で、こいつは何してんだ?また不法侵入か?」
「さあな、とりあえず縛って物置にでも…」
「そんなんじゃ生ぬるいでさァ。鼻フック掛けて、首輪でも付けて、」「おい、ちょっと待て。御前ら俺をなんだと思っている?」
桂が反論する。すると、全員「変態」と口をそろえていった。
「うぅ、酷い…」
そういってそっぽを向く桂。そんなのにはかまわずにまたゲームを始めようとする兄弟たちにとうとういらっ、と来た雪乃は、兄弟達に桂ごとタックルして行った。
「「「「「「うごぉっ!!!」」」」」
そういって全員ドミノのように倒れる。
「全員ここに集まって。早く。」
本日二度目のあの笑みが顔に浮かんだとたん兄弟と桂は雪乃のところへとしぶしぶ集まる。
「もう、全員で固まって寝ることにするから。異議は無いよね?」
「「「「「「…はい。」」」」」」
結局全員同じ布団に入り雪乃を囲む体勢で寝る。
ちょっと狭いが誰も文句は言わず寧ろ嬉しそうに眠った。

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