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aglaia

第9章 original birthday


そうして飲み物を持ってきてグラスに入れた。私たちは未成年なのでもちろんぶどうジュースである。






「それじゃあ準備もできたところで、夏の誕生日をお祝いして、乾杯!」






「……乾杯」








そうして乾杯を終え、食事に取り掛かかった。








食事中相変わらず無言だったが今回は思い切って冬華は聞いてみた。






「どう?いつも以上に気合い入れたんだけど、美味しいかな?」






「……あぁ、悪くない」






夏はそうぶっきらぼうに答えるが食事がよく進んでいる。美味しく味わってくれてるだろう。






「もう、素直に美味しいって言ってくれたらいいじゃない!」






 
「……ふん」









そこからは無言の食事が続いた。







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