第9章 original birthday
玄関で待つこと数分
___ガチャ
夏が帰ってきた。約束の19時より前に帰ってきたようだ先に口を開いたのは冬華
「おかえり夏!早かったね!」
「あぁ。ところでどういう要件だ」
「ふふふ、まぁそう焦らずに、こっちこっち!」
口角が上がるのを抑えながらも冬華はリビングへと誘導する。
その様子に夏は疑いながらもついていく。
「さぁここよ!夏、先に入って!」
「変な罠とか仕掛けてないだろうな」
夏は少し警戒する
「そんなのないって!ほらほら早く!」
そしてドアを開けた
___ガチャ