• テキストサイズ

aglaia

第8章 夏風邪


「……んん、ここはいったい。」






冬華は目を覚ますとベッドにいた。







額には濡れたタオルがありひんやり冷たくて気持ちいい。








先程の事を思い返すと自分はリビングで倒れてたはずだ。






「いったい誰が……」






そう呟くと___



ガチャ。





部屋のドアがあいた。夏が入ってきたのだ。





冬華は少し驚きながらも問いかけた。




「……夏がここまで運んでくれたの?それにタオルまで。」




「あぁ、あそこでずっと倒れられても迷惑だからな。」





夏はそう冷たく答えたが彼の優しさを感じた冬華は心が温まった。


/ 104ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp