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aglaia
第7章 デート?
(……う、やっぱり怖い、)
冬華はそう思い目を固く閉じる。全身に力が入り、手が少し震える。すると
「力を抜け、その方が浮遊感を感じない。
どうしても怖いなら俺の腕に捕まっていろ」
横から夏の声が聞こえた。思わぬ発言に冬華は一瞬びっくりするが余裕がないためすぐに応じる。全身の力を抜き片手で夏の腕をしっかりと掴む。
そして乗り物が出発した。
「っっきゃぁああああ」
冬華は想像以上の恐怖を感じたが同時に夏の優しさを感じ、心が満たされた。
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