第7章 デート?
無事駅に到着し、2人は遊園地にたどり着いた。
電車内のように人混みがすごかったが冬華は
「すごい、本当に遊園地だ!」
先程のように気にすることなく始めての遊園地に興奮していた。
冬華は渡されたマップを確認し
「ねぇ夏!このジェットコースター乗りたい!行こ行こ!」
「……おい、待て!!」
冬華はそういって夏の手を引き、急いで目的地に向かった。
そして待ち時間中
(思ってたより高いなぁ)
冬華はそう心の中で思い少し硬直していると
「ふん。今更怖気付いているのか?」
「そ、そんなことないし!あー楽しみだなぁ!」
夏にそう言われて冬華は負けじと強がってしまった。そしてーーー
順番が回ってきて2人は乗り物に乗り安全バーも降ろされ、後数秒で出発するという状況だ