第7章 デート?
冬華は夏を待たせているので急いで家に戻った。
一方夏はーー
「ッチ…自分で約束したくせに待たせやがって」
家で待っていた夏。イライラがピークに達していたその時
「…ガチャ」
ドアを開く音が聞こえた
「ごめん夏!遅くなった!」
「おいてめぇ。俺がどれだけ待ったとおもっ……!?」
夏は冬華の姿を見るなり途中で固まった。
だが数秒が経過し
「……ん、夏?どうしたの?」
「いや、別に。さっさと行くぞ」
そういうと冬華の横を通り過ぎ玄関に向かっていった。
「?待たせすぎたかな」
そう呟くと夏の後ろをついていった
(……調子狂うぜ全く)