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aglaia
第2章 出逢い
「ーーーはい、谷本です。」
(い、いた!よかった……)
インターホンから想像よりもずっと若い男の子の声がした。声を聞く限りで感じが良さそうな人で安心した。
「あの、私間宮冬華という者です。」
「……何かご用ですか?」
「あの!ご家族の方とかいらっしゃいますか?」
「……すみません。ただ今不在しておりまして」
それは困った。でも一応少年にも聞いてみよう。
「そうですか……あの、私馬創月の紹介でここに来たのですが、ご家族の方から何か伺っておりませんか?」
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