第1章 彼女を2度愛したA

『ローションって…もぉエッチな本読みすぎ！！
それにそんなことしちゃったら赤ちゃんが…』

「僕は全然構わないよ？」

『へ？』

そこからは早かった、彼女を抱き上げてソファの上に寝かせる。

再び勃ちあがった僕自身を彼女の蜜壷へと宛がう。

「子規ちゃん…」

『や、いやぁ…』

「何でもいやだいやだって…可愛い」

チュッと短く額にキスを落とす。

「僕ね子規ちゃんを傷付けたくなくて色々調べたんだよ
よく初めては痛いって言うけどこれだけ濡らしてるなら大丈夫かもね…」

『敦くん…着けてないよ』

「何を？」

『ご、ゴム』

「要らないよ！」

そう言って笑うと慌てた表情で待ってだの言われたが無視した。

孕んでしまえばいい、僕から離れようとするなら離れられないようにしてやる。

少しずつ、じわじわと入る感覚を楽しみながら子規ちゃんの中を犯す。

「わっ…入るけどキツッ…」

『…！』

「力抜けて、急に入れたりしないから…」

全部入りきった後、僕のを一生懸命咥えている子規ちゃんを見て愛しいと感じた。

「どう？」

『お願い抜いて…』

反応からして痛くはないようだ。

「…動かしてみるね」

やはりお互いの経験のなさに僕もそれっぽく腰を振るしかなく、彼女も自分の良いところなどわかってるはずもなかった。

「んー…どこだろ」

『あっ』

何度か中を犯すと急に一際高く艶やかな声が上がった。

彼女は慌てて口を塞いだが当然聞き逃しはしない。

「へー…ここ？」

同じところを擦るとビクビクと体が反応した。

「弱点見っけ」

空いた両手で彼女の口を塞ぐ手を押さえる。

『あっ！やめ…っあぁん、奥、奥やら』

「口塞いじゃだめ…もっと聞かせて？」

グチャグチュとやらしい音が空間に響き、より興奮させる。

『なんでぇ、なんでこんなこと…ひん！』

「子規ちゃんが好きにしてって言ったでしょ？」

『言ったけど…ゴム…んっ、してないのにぃ…』

「ははっ初めてが僕の職場でしかも避妊してないからね…サイテーだね」

あ、何だかキスしたい気分かも。

「子規ちゃん…」

出したり入れたり刺激を与えながら彼女の唇に顔を近づける。

もう理性なんてそこにはなかった。

あるのは彼女と1つになり、汚したい欲だけ。