第3章 ♢地下街♢
しばらく紅茶を堪能し片付けをしていると
ーガチャ
「おっはよー!」
「リヴァイはともかくリアも早いな」
イザベルとファーランが起きてきた
「今日は確かお前ら2人は仕事があるよな?」
リヴァイはお前らが起きるの遅いんだと
ため息をつきながら2人の仕事の確認をする
普段なら自分達が任されるような
簡単な仕事の確認などしないため
頭に?を浮かべながらそうだと頷くイザベル
「リアと少し地下街を回る。おい、支度しろ」
そう言ってリヴァイは席を立つと
リアに少し目配せして自室に戻っていった
いきなりの事に驚いていた
リアだったがはっとして急いで席を立ち
支度してくる!とバタバタ走っていった
「…ファーラン」
「あぁ。イザベル、言いたいことは分かる」
2人は珍しいリヴァイの行動や言動に
驚きと共に笑いが込み上げた
「ぷっ…くくっ…兄貴っ最近変だなとは思ってたけど」
「ぶはっ、俺は連れて帰ってきた時から思ってたけどな」
リヴァイがリアに抱いている感情が何か
それを知っているのはこの2人だけだった