第5章 腕退治腕比
千「……っ」
千明は悔しそうに屋敷を出た。
こ「千明!」
ことはは千明の後を追いかけた。
(ここは、ことはに任せよう)
彦「殿、今のは、少し……その……」
丈「紀保、来い!」
丈瑠は私の手を引っ張り丈瑠の部屋に行った。
(うー、怒られる……)
丈「紀保」
『はい……』
丈「なんであんな事した」
『だって千明と約束したし、友達が怪我するって分かってたから、助けたかったんだよ』
丈「だからって勝手に出ていくな!!心配するだろ!!」
『ごめんなさい………』
丈「次は無いからな」
そう言って丈瑠はポンと撫でた。
その日の夜、私は千明の様子見に行った。
(お、やってるやってる)
『千明♪』
千「紀保!!なんで此処に!?」
『ちょっと千明の様子を見にね♪』
千「そ、そっか///サンキュー♪」
そして、しばらく千明の様子を見て帰った。丈瑠に気付かれずに自分の部屋に入った。そして、次の日アヤカシが現れた。五人は、変身したが千明は居なかった。