第5章 腕退治腕比
『きゃぁっ』
千「紀保!!」
マサト「えっ、紀保ちゃん!?」
コージ「マジかよ!?」
アヤカシ「ハハッお前も終わりだ!」
その時丈瑠が来てくれた。しかし、丈瑠もアヤカシの技にやられて流ノ介の水流の舞で退散した。
彦「馬鹿者!!一人で戦えると思ったか!!」
私と千明は黒子さんに手当てしてもらった。
彦「姫も、千明と一緒に出掛けたあげく、怪我して帰ってきて殿とじぃの気持ちも考えて欲しいものです」
丈瑠の方を見るとすごーく怒ってた。
流「千明、むくれてないで反省しろ!」
千明は一言も喋らずに服を着る。そうしてたら茉子ちゃんとことはが帰って来た。
茉「千明、もし紀保が庇ってくれなかったら友達は怪我してたんだよ」
千「分かってるよ……俺の力が足りなかったから」
丈「違う、お前が友達と会っていたからだ。良いか?過去を捨てるのは、家族とか友達とかを巻き込まない為だ。俺達と関わらせないようにするためなんだよ。そんなことも分からないで、お前は友達を危険にさらさせたんだ。千明、明日までにアヤカシの技を破れるようになれ。でなきゃ、ショドウフォンは返せ。俺達より一段落ちるくらいなら我慢出来るけどな、数段落ちるんじゃ話にならないんだよ。侍辞めろ」