第2章 夏目くん。
しばらく無言のまま、
まっすぐ歩いていると...
右側に見えてきた広場から賑やかな声が聞こえてきた。
(おー、蒼汰くん遊んでる(*´ー`*))
高校生が年甲斐もなく、
ちびっ子達と“だるまさんが転んだ”をしていた。
?
「..おい、あのいやにデカイ“童”の名は?」
「え?」
?さんは広場の方を見たまま立ち止まり、
“蒼汰”くんを指差した。
「沖田蒼汰くんです(*´ー`*)
あの..蒼汰くんがどうかしました?」
?
「..理解できぬ趣味嗜好は、
子孫までも変わらぬのだな...
滑稽な姿で何よりだ(⌒‐⌒)」
「え..子孫?(・_・;?ん??」
すると?さんは、
蒼汰くんの悪口を言い飽きたのか
私に向き直り...
?
「おぃ、もう“アレ”は良いから、
哲二の元に早く案内しろ(¬_¬)」
「..(゜゜;)アレ..」
(蒼汰くんのことアレとか酷い...💦)
幼なじみの事を言われて反論したいけれど、
何もかも威圧的過ぎて私は頷き、
すぐに案内の続きをはじめる。
「(-_-;)」
?
「(-_-)」