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【ONE PIECE】RULER OF OCEAN

第2章 海賊狩りのゾロ









 テーブルの位置を元に戻して、各自食事に戻り始めた。コビーも、会話を再開させた。



「さっき貼り紙を見たんだけどここの基地にはモーガン大佐という人がいて、」



 また騒々しい音を立てて、テーブルも椅子も人もひっくり返った。



「!?」



「おお!!」



 ルフィが感心したような声を漏らした。
















 店を出た私達は、歩き出した。入隊にせよ、ゾロの勧誘にせよ、向かう所は一つに決まっている。



「はっはっはっはおもしろい店だったなーっ、
おれ後でもっかい行こうっ」



 腹を抱えて笑うルフィとは違い、コビーは眉根を寄せて深刻そうにしていた。



「妙だよ...!!ぼく何だか不安になってきた...!!」



「いつ脱走するとは限らないロロノア・ゾロの名に過敏になる気持ちはわかるけど、どうして海軍の大佐の名にまで怯えるんだろう!!」



「さあなーなんかノリで吹っ飛んじゃったんじゃねェか?」



「そんなわけないじゃないですか‼
ぼくはまじめに言ってるんですよ」
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