第2章 就職
『上々ですわ』
白「それなら良かった、桃でも剥こうか」
『先程頂きましたわ』
桃「やっぱり、あなただったんですね」
2人が笑いあってる
よかった、また“普通”に話せるようになったんだ
4000年も引きこもってる、いやもしかしたら僕が閉じ込めていただけかもしれない
今までの分を取り戻すために僕は全力を『お兄様、お願いがありますの』
白「…どうしたの?何でも言ってごらん」
『わたくし、、、もう自立いたしますわ』
ーん?何て言った?
ネイアがジリツ?
ジリツってあの自立
ずっと僕が世話をしてたネイアが?
服もご飯も掃除も洗濯も全て
そんなの無理に決まって『もう就職先は考えておりますの。
【地獄】の【獄卒】になりますわっ』