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私の本丸

第5章 落ち着かない夜は狐と共に




主「びっくりしたぁぁ…」

こんのすけ「審神者、明日新たな刀剣が此方に送られて来ますぞ」

主「お、三人になるの?」

こんのすけ「亀甲殿も加州殿も打刀、次は大太刀だと聞いています」


大太刀…という事は、大きいのか。
すっごく背が高い人なのかな?
どっちにしても、明日が楽しみだ!


主「そっか、楽しみだね!三人だよ三人!これで四人家族だっ…あ、そうだ。ねぇ…こんのすけ」

こんのすけ「騒がしい方ですな…で、何ですか?」

主「一緒に寝よ?」

こんのすけ「このこんのすけを、抱き枕にでもしようと言うのですか?」


バレてる…。
だって仕方無いじゃん、本丸に来て初めての夜だし何か色々あって精神的に疲れてんだから。


こんのすけ「はあ…刀剣男士にお頼みすれば良いではありませんか」

主「…は?」

こんのすけ「政府からの通達ですよ。刀剣とはいえ、人間の姿を得た男。食欲もあれば睡眠も摂り、性欲もあります」

主「せせせ、性欲!?」

こんのすけ「まあ、果たして貴女様に欲情するかは私めには分かりかねますが…夜伽をする事もあるという事ですよ」


よ、よとぎ…って、夜伽!?
何それ、なにそれ、ナニソレぇぇぇ!?
私、刀剣男士に初めてを捧げるなら飽きたらずビッチルート突っ走んの!?
いやでも…こんのすけの言う通り、私に欲情するなんてまあ考えられないし、大丈夫でしょ。


主「もう…無理矢理に一緒に寝てやるーっ」

こんのすけ「なっ!?この審神者は暴君だーーーーーーっ!!!」

主「誰が暴君だ、クソ狐ぇぇぇ!!もう、寝る!!!」


私はこんのすけを抱き締め、布団に潜り込み眠りについた。

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