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私の本丸

第5章 落ち着かない夜は狐と共に




仕事は明日からだ。
今日はもう風呂に入って早く寝よう…。
着替えを手に風呂に向かう途中、台所の方から声が聞こえてきた。


加州「あーあ、手が荒れちゃうよ」

亀甲「アァ…ご主人様の命令で手が荒れる?もう…高まるじゃないかっ」

加州「じゃあ、亀甲がやれば良いじゃん」

亀甲「そうしたいのは山々だけれど、二人で…というのが命だからね。まあ、君がご主人様の命を無視したいって言うのなら…」

加州「ば…!?そんな事言って無いじゃん!」


仲が良いのか悪いのか…。
早々に入っちゃおう。
初日の疲れを風呂で癒し、私の審神者部屋へと戻った。


主「…で、どうして二人が此処に居るのかな?」

亀甲「分かっていて聞くだなんて…ふふふ、ご主人様は羞恥的なプレイが…っ」

主「おい、私をヘンタイ扱いすんな。このヘンタイ」

亀甲「アアッ…イイッ、そんなに冷たい目をされたらイッてしまうよ」


もう、何処にでもイッてくれ。


加州「言ったでしょ?添い寝はまたの機会に取っておくって」

主「いや…二、三ヶ月放っておいて下さい」

加州「主…俺の事嫌いなの?愛して無いの?」

主「うん、何回するんだその質問。嫌いじゃないし、加州の事愛してるに決まってるでしょ?」


全く…可愛なぁ二人共。
まあ亀甲に至っては、何がどう…何処にイッたかはこの際オールスルーしておく。

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