第2章 キッチンで料理中に彼が…
先週の土曜日、わたしが教えている高校のバレー部と光太郎くんが顧問をしている高校のバレー部が練習試合を行った。
その練習試合の後に、わたしの家でご飯を一緒に食べて、エッチして…翌朝、またエッチした。(しかもお風呂場で)
今日は、お互いオフで昼間は普通にデートして、光太郎くんがまたわたしの部屋に来たいと言ったので、わたしは今、キッチンで夕飯の準備をしているところだ。
12月も半ばに入って、年内も残すところあとわずかとなった。
わたしは屈んで、シンクの下に閉まっておいた鍋を取り出して、切った野菜を鍋に敷き詰める。
お肉と肉団子は少し多めにいれて、キムチ鍋の素を入れて火に掛けた。
取り皿やお箸などを準備して動きまわっていると、光太郎くんが立ち上がる気配がした。
どうやらトイレに立っただけだったようで、わたしは鍋の具合を見にコンロに戻る。
「やっぱ、このシチュエーション、男のロマンだよなぁー!大好きな彼女が、キッチンで俺のために料理作ってるとこ!」
後ろから光太郎くんの大きな身体が包み込むように抱き締めてきて、愛しげに力を込められる。
「ちょっと、光太郎くん、火使ってるところに危ないよ?もう少しで出来るから大人しく待ってて、ね?」
わたしの体の前に回された太い腕に優しく手をかけて、わたしから離れて座るように諭すように話しかける。
「飯は後でいいから、先にのこと食わして…我慢しようと思ったけどやっぱ好きなもんは無理!」
「で、でも、本当にあと少しで出来るよ?もうちょっと我慢して、ご飯食べてからに…!」
わたしの腰に、充分に大きくなった光太郎くんの男性器がゴリッと当たって息を飲む。
「これで、我慢しろっつーのか?それは酷いんじゃねーの?もう俺のヤル気満々!」
わたしの腰を掴んで、更に強く押し付けられて、エッチの時の光太郎くんの腰使いが脳裏に浮かんでしまって、下腹部がキュンキュン疼いてしまい、呆気なく陥落してしまった。