第4章 彼と過ごす初めてのクリスマスに…
チュッ、チュッと彼の唇が優しく、吸い付いてくる。
「ん…、口開けて…」
彼の言う通りに、口を開いて見せると、すかさず彼の舌がゆっくりと中に入ってきて舌を絡められた。
くちゅくちゅ、と口の中をかき混ぜられて、キスで早くも感じてしまっているわたしがいた。
リップノイズを立てて、光太郎くんの唇が離れると、着ていたコートに手が掛かって脱がされてしまう。
デートだから、とお洒落して着てきた白のタートルネックのニットと、同系色のニットスカート。
「…俺のためにお洒落して…かわいい…すげー、かわい…」
広いキングサイズのベッドにゆっくり押し倒されて、上から彼がのし掛かる。
首筋に吸い付きながら、タートルネックの裾から入り込んだ大きな手が捲りあげていく。
パステルピンクのブラが見えてくると、彼の顔が胸元に降りて来た。
わたしの胸を両手で、弾力を確かめるように揉みながら、しばらく堪能すると、ブラのカップをずらして乳首を露出させる。
「…や、ぁ…は、ずかし……!」
「まだ少ししか触ってねーのに…ほんっと、やらしー身体してんね…おっぱい気持ちいー?」
既に固く尖っていた乳首を指で弾くように刺激しながら、上目遣いで聞いてくる光太郎くんに、わたしは頷いてみせた。
光太郎くんの熱い舌が、乳首にねっとり絡みついて舐めてくる。
「あぁんっ…!」
わたしが声を上げると、チュウッと吸われて、また声が出てしまう。
執拗にじっくりと、中心的に乳首を愛撫されて、もうとろとろに溶けてしまいそうだ。